タイヤが6つ ティレルP34
毎号ではなく、気になるものだけ買っていこうと思っている、
ディアゴスティーニの「ビッグスケールF1コレクション」ですが、
第3号はティレルP34を購入しました。
(今号から定価4,490円)
ティレルP34といえば、最大の特徴がタイヤが6輪あること。
1976年デビューのマシンで、
富士スピードウェイで日本で初めて開催されたF1世界選手権イン・ジャパンでも出走しています。
タイヤを6輪にするメリットは何だったのか?
F1マシンはタイヤがむき出しのため、大きな空気抵抗を生みます。
そのため、
空気抵抗を少しでも減らすために前輪を小さくする
↓
設置面積が減りグリップが低下して、うまく曲がれない
↓
前輪を増やす
↓
空気抵抗を減らしつつ、タイヤの設置面積を確保する
こうして6輪のF1マシンが誕生したそうです。
当時のF1のレギュレーションは今ほど厳しくなかったため、
各チームそれぞれのアイデアが詰まったマシンが開発されていました。
現在のF1(20年ぐらい前から)は細かい違いはありますが、
どれも似たような形で違いが分かりにくいのが残念です。
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